2011年11月17日
11月の季節のカップ

ちろる庵の飾り棚にある季節のカップをご紹介いたします
11月のカップの花は菊です


開花時期は、10/20頃~12/20頃。
・東洋で最も古くからある鑑賞植物
平安時代に中国から渡来。
改良が重ねられ多くの品種がある。
・「きく」は漢名の「菊」を音読みしたもの。
また、「菊」の漢字は、散らばった米を
1ヶ所に集める、の意で、菊の花弁を米に
見立てたもの。
漢名の「菊」は”究極、最終”を意味し、
一年の一番終わりに咲くことから名づけられた。
・大輪の菊はよく菊花展で見かける形で
11月の上、中旬頃が見頃。
菊花展で見られるのは
「厚物(あつもの)→ 大輪もの」と
「管物(くだもの)→ 細い花びら」に分けられる。
・花言葉は「思慮深い」(菊)
「真実、元気」(小菊)
「いつも愉快」(蛇の目菊)
「私はあなたを愛する」(スプレー菊)
「困難に耐える」(東雲菊)
・「父母が 殿の後方(しりへ)の
百代草(ももよぐさ) 百代いでませ
わが来たるまで」 (百代草=菊) 万葉集
生玉部足国(いくたまべのたりくに)
「心あてに 折らばや折らむ 初霜の
置きまどはせる 白菊の花」
凡河内躬恒 古今集 百人一首(29)
(おおしこうちのみつね)
「濡れて折る 袖の月影 ふけにけり
籬(まがき)の菊の 花のうへの露」
金槐和歌集 源実朝
菊というと黄色のイメージがありますが、カップの菊はピンクみたいです
なんだかカップと菊あわないきがしますが、違和感無いですね
Posted by ちろる庵 やまちゃん at 16:02│Comments(0)
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